地域資源再生、循環型農業の展開。
地方創生SDGsの視点をふまえて、鳥山牧場では10年前より地域資源の循環に関わる取り組みを開始しました。まず注目したのは、地元の味噌のメーカーから製造流通過程で発生する味噌粕でした。人間が口にする食品と同じ原料なので、安全面でも安心です。乾燥・粉末化させることで、タンパク質が豊富な牛の飼料として活用しています。 また、地元米農家と連携した循環型農業も進めています。牧場で作られる良質なたい肥は田んぼの有機肥料に、収穫後の稲わらは牧場の牛の飼料に循環利用。生産された赤城牛と米は、環境に優しく消費者にとっても安全で安心です。当社の人気商品であるレトルトカレーとのセット商品を通じて、それぞれのおいしさと想いを多くの方々にお伝えししています。
食農教育や地産地消など、食を学ぶ活動を支援しています。
私たちの仕事は、牛の命と向き合う仕事です。鳥山牧場や加工工場の取り組みを知り、体験することで、命をいただいていることへの感謝や食と農の深いつながりを学ぶ機会になることを願い、群馬県が主体となって展開している地産地消や食農教育の活動を積極的に支援しています。公立小・中・特別支援学校の給食への食材提供、加工工場や牧場見学の受入れも定期的に実施しています。